沖縄エリアのオール電化の電気代|Eeスマートと沖縄電力の従量電灯を夜の割合別に比較

沖縄エリアのオール電化の電気代|Eeスマートと沖縄電力の従量電灯を夜の割合別に比較

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沖縄エリアでオール電化の家に住んでいて、「どのプランがいちばん安いのか」と迷っている人も多いと思います。

時間帯別のプランは、同じ会社の中でも時間の区切りや単価が大きく違います。

このページでは、沖縄電力が新しく受け付けている時間帯別の1プランを、使用量と夜の使用割合ごとに1年分計算しました。

単価は公式の料金表、燃料費調整額は過去12か月の実績を使っています。

【用語】燃料費調整額:燃料の値段で毎月上下する料金/kWh:使った電気の量/従量電灯:地域の電力会社の標準的なプラン
目次

結論

  • 月600kWh・夜の割合50%なら、Eeスマートの電気代は年251,214円でした
  • 沖縄電力の従量電灯で契約した場合より、年23,138円安くなります

金額は国の値引き(電気・ガス料金支援)の前で、燃料費調整額と再エネ賦課金を含みます。

使い方は、電力会社の公式の試算と国の製品データをもとにしたモデルで計算しています(くわしくは「計算の前提」の節)。

沖縄エリアのオール電化向けプラン(月600kWh)

沖縄エリアで、沖縄電力が新しく受け付けている時間帯別のプランはEeスマートだけです。

沖縄エリアの時間帯別プラン(年額)月600kWh・夜の割合50%Eeスマート251,214円従量電灯(参考)274,352円2025年12月分〜2026年11月分の実績で計算

Eeスマート

月600kWhで年251,214円(月平均20,934円)でした。

沖縄電力の従量電灯より年23,138円安い計算です。

  • 安い時間:23時〜翌7時(毎日)
  • 申し込みの条件:夜間蓄熱式機器・オフピーク蓄熱式電気温水器(エコキュートなど)・昼間沸上げ形のヒートポンプ給湯機のいずれかを使う家庭
  • 基本料金の決まり方:基本料金は、1契約ごとの定額です(契約の大きさで変わりません)。使わなかった月の基本料金は半額になります。

くわしい単価と計算は、Eeスマートの記事で紹介しています。

夜に使う割合別の比較

同じ使用量でも、夜(22〜8時)に使う割合で、安いプランは変わります。

月600kWhで、夜の割合が60%・50%・40%の家庭を比べました。

プラン夜60%夜50%夜40%
Eeスマート245,709円251,214円256,719円

太字は、その夜の割合でいちばん安いプランです。

自分の家の夜の割合は、Web明細の時間帯別の使用量で確かめられます。

使用量別の比較

月の使用量ごとに、1年分を比べました(夜の割合は標準の50%)。

プラン400kWh600kWh800kWh1000kWh
Eeスマート176,105円251,214円330,351円412,699円
沖縄電力の従量電灯(参考)178,784円274,352円369,863円465,333円

沖縄電力の従量電灯は、使用量だけで計算しています。

選ぶときに確かめたいこと

安い時間が「夜」か「昼」か

時間帯別のプランは、夜が安いものだけではありません。

昼が安いプランは、昼に沸き上げられるエコキュート(おひさまエコキュートなど)や、太陽光・蓄電池がある家庭向けです。

基本料金の決まり方

プラン決まり方契約が大きくなると(月600kWh・1年分)
Eeスマート定額変わらない

契約の大きさを3〜10kW(kVA)のどれにしても、いちばん安いのはEeスマートのままでした。

燃料費調整額に上限がない

時間帯別のプランは自由料金なので、燃料費調整額に上限がありません。

燃料の価格が大きく上がった時期には、その分がそのまま電気代に乗ります。

計算の前提

オール電化の家庭が、何時にどれだけ電気を使うかの公的な実測データは、調べた範囲では見つかりませんでした。

そのかわり、電力会社が公式に出している「モデル家庭の試算」と、国の製品データをもとに、次のように計算しています。

  • 月の使用量:月平均の使用量に、沖縄エリアの月別の倍率(資源エネルギー庁「電力調査統計」)をかけて、季節で増減させています
  • 給湯(エコキュート):月600kWhの家庭で月116kWhとし、使用量に合わせて増減させています。資源エネルギー庁「省エネ型製品情報サイト」の登録データ(4人世帯の想定)の年間消費電力量の中央値(一般地1,389kWh)をもとにしています
  • 沸き上げの時間:エコキュートは、契約プランのいちばん安い時間に沸き上げる設定にしたとしています(沸き上げの時間は、メーカーの公式で、契約に合わせて設定できると案内されています)
  • 夜(22〜8時)に使う割合:標準を50%とし、60%・40%の家庭も計算しています。標準の50%は、九州電力のモデルケース(4人家族・エコキュート+IH、月610kWhのうち夜間305kWh)と同じです
  • 1日の使い方の形:給湯以外の電気は、環境省「家庭における電力消費量実測調査」(平成25年度)の、季節ごとの1日の形を借りています(ガス併用の戸建ての測定値で、夜と昼の配分だけを上の割合に合わせています)
  • 基本料金:最大の使用電力(または契約)が10kW(kVA)以内の家庭として計算しています。kWやkVAごとに基本料金がかかるプランは、各プランの記事に書いた大きさで計算しています
  • 季節の区切り:料金の月で判定しています(実際は、使った日や検針の区切りで切り替わります)

電力会社の試算と比べると

この計算の配分が、電力会社の公式のモデル家庭と大きくずれていないかを確かめました(標準の夜50%・1年分の平均)。

モデル家庭時間帯公式の試算この計算
九州電力 電化でナイト・セレクト(4人家族・エコキュート+IH)夜間50.0%50.0%
平日昼間28.0%32.9%
休日昼間22.0%17.1%
九州電力 おひさま昼トクプラン(4人家族・おひさまエコキュート+IH)おひさまタイム38.1%37.0%
シフトタイム18.5%13.5%
だんらんタイム43.5%49.4%
中部電力ミライズ スマートライフプラン(契約10kVA)ナイトタイム46.8%50.0%
@ホームタイム42.6%36.4%
デイタイム10.7%13.6%
東北電力 よりそう+スマートタイム(仙台・戸建て・4人)平日夜間・休日73.6%67.1%
平日昼間26.4%32.9%

ずれは、いちばん大きいところで6.5ポイントでした。

東北電力のモデルは、この計算より夜と休日の割合が高めです。夜の割合60%の結果もあわせて見てください。

実際の金額は、家の広さや機器、使い方で大きく変わります。

時間帯ごとの使用量がわかる人は、沖縄電力の公式サイトのシミュレーションでも確かめてください。

このページで比べていないもの

  • 新しい申し込みを受け付けていない、沖縄電力の古いオール電化プラン(今の契約者の方は、そのまま使い続けられます)
  • まだ調べていない新電力の時間帯別プラン(順に追加していく予定です)
  • 30分ごとに単価が変わる市場連動型のプラン

関連記事

全国のオール電化の電気代は、オール電化の電気代に、全体をまとめました。


単価の出典:沖縄電力の公式の料金表(2026-10-19確認)
燃料費調整額:沖縄エリアの沖縄電力の自由料金の単価(国の値引き前)
比較の対象期間:2025年12月分〜2026年11月分(12か月の実績)
使用量の季節の増減:月平均の使用量に、エリアごとの月別の倍率(資源エネルギー庁「電力調査統計」の低圧の月別電力量、2024・2025年度の平均)をかけて、月ごとの請求額を計算
使い方のモデル:環境省「家庭における電力消費量実測調査」(平成25年度)の1日の使い方の形と、給湯を安い時間に沸き上げる想定
更新ルール:単価表は改定時のみ。燃料費調整額と年間の試算は月1回更新

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